◆独仏融和のロカルノ条約でノーベル平和賞受賞。ナチスの台頭の危険を警鐘。ネヴィルの異母兄
チェンバレン家は19世紀後半から20世紀前半にかけてのイギリス政界に最も大きな影響力を及ぼした政治家一家として知られています。この政治家一家の中の三人の政治家、ジョゼフ、オースティン、ネヴィルの三人の文書を集めたもので、これまでマイクロフィルムでのみ利用がされてきたチェンバレン文書が、第一級の学術研究史料をデジタル化して搭載するGaleのプラットフォームArchives Unboundに収録されております。本コレクションは、同名のマイクロフィルム版(Primary Sources Media)を電子化したものです。
オースティン・チェンバレン(1863-1937)の文書は、1892年の国政進出以来の政治家としてのキャリア(海軍省高官、大蔵財務次官、郵政長官、大蔵大臣、インド大臣、下院院内総務、王璽尚書、外務大臣、海軍大臣)に関わる文書で構成されています。一連の文書には、アイルランド自治、関税改革、インド問題、ロカルノ会議とロカルノ条約に関するものの他、様々な政治論争、交流のあった政治家の群像、オースティンの演説も含まれています。
◆オースティンと家族間で交わされた書簡
◆メアリー・エンディコット・チェンバレン(ジョセフの3番目の妻)との書簡
◆ドロシー・ネヴィル夫人からの手紙
◆オースティンによる私家版Notes on the Families of Chamberlain and Harbenに関する文書
◆旅行記や手帳類
◆1886年から1911年の国政進出初期の政治文書
◆1902年から1911年にかけての軍事予算、税制改革などについての文書類
◆ロカルノ条約締結によるノーベル賞受賞についての祝辞
他、多数の重要文書を収録しております
チェンバレン文書コレクション
The Chamberlain Papers: The Papers of Joseph Chamberlain
The Chamberlain Papers: The Papers of Neville Chamberlain
オースティン・チェンバレン(1863-1937)文書
The Chamberlain Papers: The Papers of Sir Austen Chamberlain
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