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フランクリン・ローズヴェルト文書館所蔵 FBI報告書 第二次大戦期アメリカ国内におけるコミュニスト・ナチ・日系人・危険分子グループに対するFBI記録
FBI Reports from the FDR White House, 1939 - 1945: Documentation from the FDR Library on Communist, Nazi, Japanese, and Other Subversive groups in the Americans during the World War II era. Holdings of the Franklin D. Roosevelt Library, Hyde Park. Office File, OF10b (Federal Bureau of Investigation), Boxes 11 - 24; and Harry Hopkins Papers, Special Assistant to the President, 1941 - 1945, Boxes 140 - 152. 35mm silver positive microfilm 24 reels with guide.

出版社 (UPA, US)
出版年 2003
ニュース番号 <K03-75>

第二次大戦勃発からまもなくFBIは他の情報機関、軍情報部と協力・調整の下で、合衆国にとって潜在的な脅威となると想われる人物や団体について監視するために、世界中に監視ネットワークを張り巡らしました。その監視報告書がフーヴァーFBI長官からローズヴェルト大統領へ提出されています。
 これらの報告書は、コミュニスト、ナチ、スペイン・ファシストのファランヘ党の活動、アメリカ・カナダ国内および中南米諸国内のファシスト組織に関する膨大な記録となりました。またここには国内の人種関係、反米宣伝に"影響されやすい"黒人、孤立主義のグループ等に関する報告も含まれています。
第一次大戦後の社会不安がうずまく1919年、司法省内に「急進主義対策部」が新設されJ.E.フーヴァーが部長に任命されました。これがその後連邦情報局となり連邦捜査局(FBI)となります。第二次大戦中に国内治安維持のための情報収集が重要任務として加えられ、国家安全保障の領域に関して広範な情報収集、諜報活動を黒人運動や市民団体に対して行なってきました。アメリカ本国内を監視し、外国の諜報員が行う危険な活動を自国内で防衛するという特別に重要な任務もその一つです。戦時下のアメリカでは平等の権利や市民的自由を求める要求は手ひどく無視されました。日系人の強制収容はその例の一つです。


・ISBN 978-1-55655-951-8 microfilm

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