商品詳細

ダグラス・マッカーサー記念資料館所蔵文書集
Douglas MacArthur Memorial Archives and Library Collection. 35mm silver positive microfilm 1034 reels.

出版社 (Scholarly Resources, US)
ニュース番号 <K03-110>

マッカーサー(1880.1-1964.4)は陸軍参謀総長退任後、請われてフィリピンに軍事顧問として赴任、日本軍の南進で極東米国陸軍が編成され司令官として対日戦を指揮、日本軍のフィリピン侵攻でバターンからオーストラリアへ脱出し西南太平洋方面連合軍総司令官として対日反攻を展開、1945年9月ミズーリ艦上の日本降伏調印式に臨み、ひきつづき米太平洋陸軍総司令官と連合国最高司令官を兼務して東京に進駐し多岐にわたる占領政策を実施、1950年朝鮮戦争勃発で国連軍総司令官として作戦を指導、戦局打開策として満州爆撃を主張してトルーマン大統領と対立して1951年4月罷免されました。その後はレミントンランド社会長に就き1964年4月84年の生涯を閉じました。母親の生地ヴァジニア州ノーフォークに開館したマッカーサー記念館に葬られています。
 本文書集は1941年夏から1964年永眠にいたるまでの時期を中心に、さまざまな文書、公文書ファイル、報告書、新聞・定期刊行物、新聞切抜き、記事・小論、さらに写真・素描も含めて、マッカーサーの活動と生涯を記録するものです。文書の中には、大統領や首相、世界各国の政治指導者、閣僚、議員、あるいは宗教界の指導者、老兵からも新入兵士からも、当然ながら血縁者からの書簡も含まれています。また"敗北した皇帝の臣下"からのものもあります。強烈な個性をもって対日戦争を戦い抜き、日本の占領と復興に大きな影響を及ぼしたマッカーサーの記録は、第二次大戦、占領政策、戦後日本の発展を研究する上で貴重資料であることは言を待ちません。本資料によって戦後日本の研究に新たな光があてられることを期待しています。