出版社 | (UPA, US) |
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ニュース番号 | <K03-105> |
1960年代以降の米国企業の海外投資は多国籍企業による直接投資が中核となり技術独占を志向します。1971年8月ドル危機の叫ばれる中でニクソン大統領は金・ドル交換を停止し、1930年代以来の金・ドル体制が崩壊し、 世界主要国通貨はフロート制となりました。 しかしアメリカの国際収支は赤字を続け、 レーガン政権によって巨額な財政と貿易の"双子の赤字"が生み出されました。 さらに1985年には債務国に転落するにいたります。 こうしてアメリカ経済の体質が産業界や政府の重要関心事となり、多国籍企業、海外投資、技術移転に関する問題が米国産業を論じる上で重要課題となるにいたり、米政府当局は、政策形成のために主要研究機関・シンクタンクに調査研究を委託してきました。 本資料は代表的なシンクタンクが提出した調査研究報告書を集成したものです。
1971 - 2005: 53 reels. microfilm