商品詳細

英国王立国際問題研究所資料集 第1部:大戦間期の国際関係 1924~1939年
The Royal Institute of International Affairs Press Cuttings Collection. Part I: 1924 - 1939. 35mm silver positive microfilm 512 reels with guide.

出版社 (Microform Academic Pub., UK)
ニュース番号 <K03-67>

王立国際問題研究所、通称チャタム・ハウスは、1920年のパリ講和会議に出席したイギリス代表団によって設立されました。その後、研究部長として就任した、後に文明論で世界的な名声を得る歴史学者トインビーの編集によって、雑誌『国際問題研究』(Survey of International Affairs 1923-1966)が刊行されるようになりました。その素材を提供するためにスタッフは、当時の代表的な新聞の記事を切り抜いて、選択し、索引をつけ、クロス・レファレンスをおこない、なまの形で収録・蓄積しました。大戦間期のヨーロッパを中心とする国際関係、国際連盟や国際司法裁判所といった国際機構の活動に加えて、当時の経済、金融、外交、国際法などを含む一次資料の貴重なコレクションです。研究所スタッフのみに閲覧が限られていた、この内部資料がこの度、総索引を付してマイクロフィルムの形で公刊されることになりました。1924~39年をカバーする第1回配本の撮影は、第1期~第3期まで3回にわたって行われ、それぞれ以下の3つのカテゴリー別にアルファベット順に配列されています。
(1) 地理的・政治的地域:大英帝国と極東、世界と米独の列強、その他の各国
(2) 大英帝国:国内政治・経済事情と対外関係
(3) 国際機構:国際連盟、国際司法裁判所(賠償と戦時公債、軍縮と亡命者)

 現在もなお、世界有数のシンクタンクとして揺るぎない地位にある同研究所の未公刊資料は、20世紀の国際関係に関心をもつすべての研究者に不可欠のものです。