First Edition, second issue. 4to, [viii], xxxiii, [i], 570pp, original boards, untrimmed edges
経済学者ジェームズ・ステュアートの甥、デビッド・ステュアート・アースキンは、セント・アンドリューズとエディンバラの両大学で学び、世襲で第11代バハン伯となり、同時に国会議員ともなりました。1780年、啓蒙最盛期にあったエディンバラの知識人を誘って『スコットランド古事協会』を創設、首相を務めたビュート伯を総裁とし、自身は第1副総裁として会を主導しました。第2副総裁にモンボド卿の名前があります。本書には、ウィリアム・スメリーの記述による当協会設立準備会が1780年11月14日バハン邸で開かれそこには、ケイムズ卿、ヘイルズ卿、ダルリンプル、ジェームズ・ボズウェル、ギルバート・ステュアート等の貴族、ジェントルマンと並んで同月26日に亡くなる直前のジェームズ・ステュアートも出席者の名簿にあります。