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Nazism in Poland: The Diary of Governor-General Hans Frank.


ポーランドにおけるナチズム

◆ドイツ占領下ポーランド総督ハンス・フランクの日記
 本コレクションは、米国国立公文書館の所蔵資料より、ナチス・ドイツ占領下のドイツ人ポーランド総督で、戦後に戦争犯罪者として処刑されたハンス・フランクの日記(RG 238: National Archives Collection of World War II War Crimes Records, T992: Diary of Hans Frank, 1939-1945)を収録するものです。
 全38巻から成る日記はタイプライターで記録され、おおよそ年代順に1939年10月25日から1945年3月までを記録しています。内容は日記にありがちな随想的な記述は少なく、もっぱら政務に関するものが中心となっています。
 各巻の収録内容は、1939年10月25日から1945年3月29日までの日記を中心に、月次部門長会議の議事録や1940年~1943年のフランクによるスピーチ・講演の時系列順リスト(Reden, Ansprachen und Trinksprüche)、経済問題に関する協議と委員会会議、1941年に開催された以下の5つの重要なセッションの議事録(①1941年1月15日、総督府(Generalgouvernment, 以下「GG」)領内におけるポーランド人とユダヤ人の再定住問題について、②1941年2月7日、第三帝国とGG間の貿易、ドイツ国防軍によるGG内の財産権要求、補償問題、ドイツ人市民と中立市民の要求への対応、第三帝国とGG間の債務と請求に関する妥協、外国貿易問題、③1941年2月25〜26日、GG内でのライヒ給付法の適用、およびGGにおける宿舎割り当てに関する宣言草案の作成、④1941年7月22日、経済問題に関するセッション、⑤1941年10月29日、エネルギーと水資源に関するセッション)、1941年3月25日から1943年12月16日までの「Regierungssitzungen」(政府会議)、1942年に開催された以下の5つの重要なセッションの議事録(①1942年3月18日、地区および労働者の指導者、②1942年3月18日、総督会議、③1942年6月6日、Zentralkammerに関する事項、④1942年6月18日、警察、⑤1942年9月24日、ライヒ防衛委員会)、1942年4月13日から12月8日までの「Hauptabteilungsleitersitzungen」(部門長会議)、そして最終の第38巻では、1944年の Regierungssitzungen およびその他の会議:1944年7月7日、2月4日、2月16日、4月19日、5月12日を収録しています。

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