株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > The Documentary History of the John F. Kennedy Presidency. : Vol. 10: Lead up to Vietnam: The Maxwell Taylor Report of 1961.
商品詳細
解説
ケネディ大統領の対ヴェトナム政策策定の過程において、1961年11月にホワイト・ハウスに提出されたマックスウェル・テイラー将軍と経済学者W.W.ロストウの報告が重大な位置を占めます。この長文の報告書は、南ヴェトナム政府の強化の必要性を強調し、ヴェトナムへの米軍の大量動員を示唆するものでした。この二人は、開発途上世界の同盟を突き崩すようなソ連の解放戦争の脅威に米国が直面していると強く主張しました。当時、ケネディ政権は、共産主義の奪取から南ヴェトナムを救う決断を迫られていたのです。テイラー報告は、ケネディが米軍の投入を決断しなくとも、東南アジアへの米国の介入が実質的に拡大することを示しました。ケネディは、ヴェトナム問題への軍事的解決を選ばず、軍の派遣を認めませんでしたが、結果的に事態をより深刻化させる方法で米国の介入を強化させたのです。