株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > The Documentary History of the Franklin D. Roosevelt Presidency. : Vol. 36: The Spanish Civil War and Neutrality Act of 1937.
商品詳細
解説
ローズヴェルト政権のスペイン内戦に対する孤立主義は、第二次世界大戦前のアメリカの外交政策の典型でした。それは、従来の「リベラルな国際主義者」というローズヴェルト像に疑問を投げかけるものです。このようなローズヴェルト像は、彼が「4つの自由」と反植民地主義を標榜し、国連で具現化された国際協調というリベラルな理念の推進者として登場した第二次世界大戦の経過の中で形作られたものでした。ドイツやイタリアに対して強硬に反対していれば大戦を免れたという教訓が、大戦のイメージを道徳的権威で包み浮かび上がせたのです。しかし、ローズヴェルトが大戦に抱いたイメージは、スペイン内戦政策がそうであったように、当時の歴史的環境に左右されたものでした。
アメリカ人は、アメリカがヨーロッパの戦争に無縁であると信じ、アメリカを戦争に駆り立てた責任を大事業家たちに帰することに対して懐疑的となり、ニューディールの施策によって精神的に疲弊したため、孤立と不介入の外交政策を選んだのでした。1935年に、ローズヴェルトは、中立法を通過させることで、交戦国への武器などの輸送を禁止し、アメリカが対外戦争に巻き込まれないように計らいました。
アメリカ人は、アメリカがヨーロッパの戦争に無縁であると信じ、アメリカを戦争に駆り立てた責任を大事業家たちに帰することに対して懐疑的となり、ニューディールの施策によって精神的に疲弊したため、孤立と不介入の外交政策を選んだのでした。1935年に、ローズヴェルトは、中立法を通過させることで、交戦国への武器などの輸送を禁止し、アメリカが対外戦争に巻き込まれないように計らいました。