オランダと米国の外交関係 1784~1973年
ジェファーソンから冷戦終結まで—米欧関係の核心に迫る
本コレクションは、1784年から1973年にかけてのオランダ=アメリカ間の公式外交書簡を収録したものです。収録文書は、ヨーロッパ史およびアメリカ史における重要な転換点の解明に資するだけでなく、トーマス・ジェファーソン時代からブレトンウッズ体制の終焉に至るまでの大西洋をまたぐ関係の歴史的展開を理解するうえでも貴重な資料群です。
本コレクションの中核を成すのは、オランダに派遣されたアメリカ外交官や領事に対する国務省の訓令、およびハーグやオランダ植民地帝国全体に配置されたアメリカ外交官が作成した書簡、報告書、勧告、調査資料、覚書などです。政治・経済・軍事関係、通商政策、移民、文化・宗教交流、市民権運動、平和主義、環境問題、労使関係、人権といった国境を越える社会問題まで、幅広いテーマが取り上げられています。
特に1945年以降の時代に重点が置かれており、オランダにおけるマーシャル・プランの策定と実施、オランダ植民地帝国の将来、戦後ヨーロッパおよびオランダの政治動向に関する文書が豊富に収録されています。ハーグからの戦後の報告書は、ヨーロッパ統合の進展、大西洋安全保障共同体の構築、反共活動の組織化、そしてベトナム戦争の激化とともにヨーロッパで高まった反米感情への反応を読み解くうえで、極めて有益な情報源です。
本コレクションには合計174,926点のスキャン画像が収録されており、Roosevelt Institute for American StudiesとBrill社の共同制作で「Transatlantic Relations Online: Digital Archives of the Roosevelt Institute for American Studies」シリーズの一部として提供されています。
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