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商品詳細

Catalogue of the Library of Piero Sraffa. And an Essay on Pierro Sraffa and His Books, by Luigi L. Pasinetti.

Catalogue of the Library of Piero Sraffa. And an Essay on Pierro Sraffa and His Books, by Luigi L. Pasinetti. 〔L.L.パシネッティのエッセイ付〕 G.deヴィーヴォ編 ピエロ・スラッファ蔵書目録

・ISBN 978-88-909770-0-8 hard JPY 36450

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著者・編者de Vivo, Giancarlo (ed., with an intro., notes, & indexes),
出版社(Fondazione Raffaele Mattioli, IT)
出版年月2014
ページ数lix, 708 pp.
言語ENG
ニュース番号<620-3511 616-3512>

解説

2013年、スラッファ没後30周年を記念して企画されたピエロ・スラッファ蔵書目録が間もなく刊行されます。ケンブリッジ大学、トリニティ・カレッジ収蔵の7,000点の著作の中には、世界最初の複式簿記書でインキュナビュラのパチョーリ『スンマ』(1490年)を嚆矢として、モア『ユートピア』(イタリア語)(1548年)、ボテロ『国家理性論』(1589年)、ロック『統治二論』(1690年)、など愛書家垂涎の初版本が含まれております。マルクス『資本論』(1867年)は自筆献呈本です。
蔵書形成のきっかけは、ケインズに依頼された『リカードウ全集』の編集のための資料収集であったといわれます。スラッファは500点以上の未発表の書簡を発掘・収録しましたが、全集の刊行は20年以上遅れてケインズはそれを目にすることができませんでした。しかし、1900年以前の刊行物が4,000点を越える蔵書はスラッファ文庫と呼ぶにふさわしいものとなりました。カルドアによれば、オークションなどを通じた収集の資金は、戦時中の日本国債への投資から得られたものでした。
発行元のマッティオーリ財団は、永年イタリア商業銀行の会長を務め、自身も膨大な蔵書を有していたマッティオーリ(Raffaele Mattioli, 1895-1973)を記念して設立されたものです。同財団はノーベル経済学賞に批判的な立場からラッファエーレ・マッティオーリ講義と呼ぶ経済思想史に関する講座を開設します。この講座はカーン『ケインズ一般理論の形成』(1978)などの名講義を輩出し、ケンブリッジ大学出版局から叢書として刊行されています。
7,000点・700頁以上の本目録は、その数量はゴールドスミス、クレス、エイナウディの主要経済学文庫に劣りますが、質的には同等かそれ以上に価値の高い書誌となることは間違いありません。編集と序文はナポリ大学デ・ヴィーヴォ教授、「ケンブリッジ資本論争」で知られるパシネッティ教授の書き下ろしのエッセイ「スラッファと書物」も興味深いものです。