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商品詳細

A General World Environmental Chronology.

A General World Environmental Chronology. 英語版 世界環境年表

・ISBN 978-4-86369-363-0 cloth with CD-ROM JPY 35000

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著者・編者GWEC Editorial Working Committee,
出版社(Suirensha, JA)
出版年月2014
ページ数875 pp.
言語ENG
ニュース番号<616-2213 616-25>

解説

刊行にあたって
 21世紀の世界にとって、環境問題は、個別の社会問題という以上の、人類の存続を左右する非常に重大な問題になっています。資源の枯渇と環境の汚染を防ぎ、持続可能性(サステイナビリティ)を備えた社会を形成することは、21 世紀の人類社会にとって共有されるべき最優先の目標と言えます。
そのためには、これからの経済、政治、文化、科学技術の在り方、また人間の生き方はいかなるものであるべきか、また、現代の世界をどのように変革したらよいのかという根本的な問いを考える必要があります。特に、産業化以後の歴史の中で、どのような環境問題が生起し、どのような取り組みがなされてきたのか、それらはどこまで解決されたのか、さらに現在の環境問題をめぐる状況はいかなるものかを包括的に把握することが不可欠です。
本書は、138点の年表を四部構成によって体系的に配列することにより、産業化以後の世界の環境問題の歴史を把握しようという世界ではじめての試みです。
年表という形で膨大な情報を集積し、歴史的経過を把握しようとする方法は、東アジア諸国の文化的伝統に根ざすものであり、欧米諸国にはそのような実績が見あたりません。
本年表もそのような伝統に根ざし、日本、韓国、中国、台湾の研究者による国際編集委員会を形成し、さらに日本および世界各国からの150名ほどの環境問題研究者や専門家の参加・協力を得て編集されたものです。
本年表は四部構成をとっており、多角的に世界の環境問題の歴史を把握することができます。第一部は、東アジアに属する日本、韓国、中国、台湾のそれぞれについて、環境問題年表、研究史年表、環境問題についての論文という三点セットにより、詳細に、歴史的事実と研究情報を提示します。
第二部は、重要事項統合年表で、産業化以後2010年に至るまでの全世界を対象にして、重要事項を三欄構成で記載しています。第一部と第三部と第四部のデータから、約15%の重要事項を抽出することによって作成されています。
第三部は、各国・各地域別の年表121点により、世界的動向を国別、地域別に詳細に把握します。
第四部は、テーマ別年表8点により、環境問題の重要な個別テーマに即して、各国・地域別年表とは交差する形で、歴史的経過をまとめています。
本書の基盤となったのは、日本語で公刊された『環境総合年表─日本と世界』(2010年、すいれん舎)ですが、グローバリゼーションの進展する現代社会にふさわしい「総合年表」とするため、収録国の数を大幅に増加させ、全世界への普及を目指して英語によって公刊することにしました。
本書が、世界全域に渡る環境問題の歴史についての認識を広め、人類社会の進むべき方向を考えるのに不可欠な知見を提供するものであることを願っています。
舩橋晴俊(世界環境年表国際編集委員会代表)