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Landmark Abortion Cases. 中絶法重要裁判資料集

4 vols. cloth

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出版社(UPA, US)
言語ENG
ニュース番号<535-3249 557-3210>

解説

アメリカの州の刑法典では、母体の健康保護などの正当な理由無くして行われる、懐胎中の胎児を人工的に流産させる中絶を重罪としている例が多くあります。1973年の「ロウ対ウェイド事件」は中絶を犯罪とするテキサス州法は違憲無効として、女性の中絶権を認めた連邦最高裁判所の画期的判決といえます。女性のプライヴァシーの権利の中に妊娠中絶する権利が含まれることを認めましたがその権利は無制限ではないとしています。1989年の「ウェブスター対リプロダクティブ・ヘルス・サービス事件」はその判例に今後の疑問を投げかけたものでした。1992年の「計画出産―キャシー事件」はペンシルヴァニア州の妊娠中絶規制法をめぐって争われ連邦地裁は違憲とし連邦控訴審は一部破棄して合憲としました。ロウ判決以後ウエブスター判決がそれに消極的姿勢を見せる中で、妊娠中絶に反対するレーガン・ブッシュ政権の思惑が強まる状況下で示されたこのキャシー事件判決はプライヴァシーの権利をせばめながらもロウ判決以来の原則を支持した内容となっていました。米国の大統領選挙をめぐっても中絶法への態度が争点の一つとなってきました。本資料集は米国で大きな問題である中絶法、プライバシー保護、人権を考える上で重要な資料集です。