株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > The Trade Agreements Program of the United States . Annual Report of the President. Vols. 1 - 18. Washington, D.C., 1957 - 2007. Reprint.
商品詳細
解説
2007年6月26日、世界銀行新総裁にロバート・ゼーリック元米国通商代表部(USTR)代表が就任することが報じられました。米国産牛肉の輸入再開、郵政民営化など米国を代表する圧力団体と混同されることもある米国通商代表部は、大統領府内に設けられた通商交渉のための機関です。アメリカ合衆国通商代表部(Office of the United States Representative)、略称USTRは関税法・通商法・通商拡大法に基づく通商協定の締結・運用が主な任務でありました。しかし、1980年代に入ると、米国の通商政策全般に関わる強大な権限を得て、WTO, OECD, UNCTADなどの多国間交渉で国を代表するようになります。USTRの長官にあたる通商代表(United States Trade Representative)は、閣僚級ポストで大統領に直属、大使の資格を持ち、外交交渉権限を与えられています。ゼーリック代表の任期は氏は2001~05年で、前任はバーシェフスキー氏、後任はポートマン氏、2006年からはシュワブ氏となっています。本年次報告書は、1989年からは翌年の通商政策のアジェンダがつけ加えられ、達成された成果のみならず、その目標がより明確にされるようになりました。毎年の報告では、それぞれの政権が米国の通商政策の基本目標をどのように設定しているかが述べられ、さらにWTOに代表される多国間の通商関係および様々な2国間の通商関係にみられる米国の活動の要約や、通商法の適用・実態などが詳細に記述されています。国際政治経済学の基本的課題に関する論点が明確に読み取れる第一次資料です。