株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > Indian Currency Committee, 1898 - 99. (Chairman: Sir Henry Fowler) . Report. 27 pp. [c.9390] [bound with] Index and Appendices. 190 pp. [C. 9376] / Minutes of Evidence. Part I. 319 pp. [C. 9037] / Minutes of Evidence. Part II. 261 pp. [C. 9222] Bound in 3 vols.
商品詳細
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Indian Currency Committee, 1898 - 99. (Chairman: Sir Henry Fowler) . Report. 27 pp. [c.9390] [bound with] Index and Appendices. 190 pp. [C. 9376] / Minutes of Evidence. Part I. 319 pp. [C. 9037] / Minutes of Evidence. Part II. 261 pp. [C. 9222] Bound in 3 vols. 『インド通貨委員会1898~99年』(ファウラー委員会)
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★★★
| 出版社 | (PSC, US) |
|---|---|
| 出版年月 | 2008 |
| 言語 | ENG |
| ニュース番号 | <558-3053> |
解説
インドは大英帝国のかなめに位置していた。そして大英帝国全体に血液を送る心臓と血管でもある金融ネットワークにおいて、インドは銀本位制を採用することで独特の問題を提起することになる。ことに本委員会は1873年からの継続的なデフレ(いわゆる「大不況」)が終焉した直後に開催されており、金本位制の設立を提言する結論には、複本位論争の余波が感じられる。委員会はインド関係の政治家、官僚、銀行家たちから構成されていた。委員長のヘンリー・ファウラー(Henry Hartley Fowler, 1830-1911)は自由党の政治家で、インドの国務長官を務め、将来の首相と目されたこともある実力者であった。本資料の目玉は大部な証言録が付随していることである。この委員会で証言したA・マーシャルの発言はOfficial Papers, London: Macmillan and Co., Limited, 1926に収録されているものの、他の多数の実務家や経済学者たちの証言もみられる。その中にはサー・ロバート・ギッフェン(Sir Robert Giffen, 1837-1910)、ヘンリー・ダニング・マクロード(Henry Dunning Macleod, 1821-1902)がおり、とくに複本位制論争では頑固な金本位制擁護論者であったギッフェンがインドには金本位制は適さないと論じるなど興味深い。全体として通貨制度の望ましさについて当時どのような議論がなされていたかを検討するのに本資料は必読である。
早稲田大学政治経済学術院教授 若田部昌澄
早稲田大学政治経済学術院教授 若田部昌澄