株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > The Indian Papers of the Rt. Hon. Charles John, Earl Canning: Governor General (1856 - 1858) and Viceroy (1858 - 1862) . (Records of the Raj Series). 35mm silver positive microfilm 67 reels with guide.
商品詳細
The Indian Papers of the Rt. Hon. Charles John, Earl Canning: Governor General (1856 - 1858) and Viceroy (1858 - 1862) . (Records of the Raj Series). 35mm silver positive microfilm 67 reels with guide. インド総督・副王 キャニング文書
・ISBN 978-1-85117-080-7 microfilm
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★★★
| 出版社 | (Microform Academic Pub., UK) |
|---|---|
| 言語 | ENG |
| ニュース番号 | <538-2504> |
解説
「インド大反乱」として知られる1857年のシパーヒーの反乱は、おそらく19世紀のうちで、最も深刻かつ壮絶な反植民地暴動の一つとして知られています。しかし、その暴動自体は注目されたにもかかわらず、その当時のインド総督で初代副王を務めた人物は、視野の外に置かていました。チャールズ・キャニングは、初代キャニング伯を授爵し、1837~59年までキャニング子として知られる人物です。彼は1856年の2月から1862年の死の直前までインド総督を務めました。彼の政治生活は、「ほとけのキャニング」という、同時代の人々による人物像を反映します。彼はインド大反乱に際し、反乱者に対して徹底的弾圧を好まず、比較的寛大な政策を主唱した人物だったからです。しかし、インドと英国におけるキャニングの政治的意義は総じて同時代の新聞が提示する像よりもはるかに深淵です。彼は、1858年から、英国王室とパーラメントの宗主権下にある英領インドを統治する初代副王として東インド会社の衰退期を見届け、その後、インドにおける英国の公式な直接統治の完成を見守りました。インド大反乱の余波の中で、このような政治変動が帝国事業と帝国統治の見直しを生み、次の90年間にわたるインド社会の規範となるような貴族地主層に上昇の基盤をも整えました。これは植民地国家にとって含みを持ったのみならず、19世紀後期のインドの地方政治団体や政党の発展にとっても意味を持ちました。
インドにおけるキャニングの生活は、インドの英国指向型支配の多様な側面を提供すると同時に、英国の帝国政策の変化にも光をあてるものです。しかしながら、ロンドンからインドまでの物理的距離を考えれば当然なことですが、インドに残されたキャニングの文書は、インド支配に関する公文書館が多数あるために、あまり利用されず、放置されました。その文書が英国本土に返還されるとすぐに、キャニング・コレクションとしてまとめられ、リーズ近郊のヘアウッドの地で保管されました。その後コレクションは、リーズのWest Yorkshire Archive Serviceに移管されています。キャニング文書の放置のもう一つの理由は、伝統的な「サバルタン研究」プロジェクトや先行研究などで、大反乱時の農民史の方により関心が集中するという歴史叙述上の転換があったことです。キャニング・コレクションの復刻は、シパーヒーの反乱から150年という記念すべき年を迎えた今日の英国史、インド史研究にとって、じつに時宜に適った企画です。キャニングのインド総督在任期間は、ウェルズリー(インド総督、在任1797~1805年)による英国の対インド拡張政策が終焉した時代と、ヴィクトリア期の帝国主義高揚の後期段階との狭間の時期にあたり、それだけでも、同文書は、英国の最重要植民地で展開された帝国政策の重大な転換を語る記録として注目に値します。当時のキャニングの生活を語る本マイクロフィルム資料によって、我々は、彼の総督としての楽観主義的レンズを通した、ヴィクトリア時代のインドと大英帝国の姿を読み取ることができます。本資料を英国史、インド近代史、帝国研究、東インド会社研究者にお薦めします。
インドにおけるキャニングの生活は、インドの英国指向型支配の多様な側面を提供すると同時に、英国の帝国政策の変化にも光をあてるものです。しかしながら、ロンドンからインドまでの物理的距離を考えれば当然なことですが、インドに残されたキャニングの文書は、インド支配に関する公文書館が多数あるために、あまり利用されず、放置されました。その文書が英国本土に返還されるとすぐに、キャニング・コレクションとしてまとめられ、リーズ近郊のヘアウッドの地で保管されました。その後コレクションは、リーズのWest Yorkshire Archive Serviceに移管されています。キャニング文書の放置のもう一つの理由は、伝統的な「サバルタン研究」プロジェクトや先行研究などで、大反乱時の農民史の方により関心が集中するという歴史叙述上の転換があったことです。キャニング・コレクションの復刻は、シパーヒーの反乱から150年という記念すべき年を迎えた今日の英国史、インド史研究にとって、じつに時宜に適った企画です。キャニングのインド総督在任期間は、ウェルズリー(インド総督、在任1797~1805年)による英国の対インド拡張政策が終焉した時代と、ヴィクトリア期の帝国主義高揚の後期段階との狭間の時期にあたり、それだけでも、同文書は、英国の最重要植民地で展開された帝国政策の重大な転換を語る記録として注目に値します。当時のキャニングの生活を語る本マイクロフィルム資料によって、我々は、彼の総督としての楽観主義的レンズを通した、ヴィクトリア時代のインドと大英帝国の姿を読み取ることができます。本資料を英国史、インド近代史、帝国研究、東インド会社研究者にお薦めします。