株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > American Civil Liberties Union Archives, 1912 - 1950 . Princeton University, the New York Public Library, and the ACLU. 35mm silver positive microfilm 288 reels with guide.
商品詳細
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解説
アメリカでは革新主義のウィルソンの時代ですら第一次大戦の戦時体制の中で国家主義的熱狂と社会統制の強化、市民的自由の抑圧が生まれ、治安法が作られ赤狩りが横行しました。第二次大戦後のマッカーシーイズムも社会的・政治的保守化が加速される中で暴威を振るいました。ACLUは、その75年の歴史を通してアメリカでの市民的自由を護る運動の中心を担ってきました。
合衆国憲法が保障する基本的人権の擁護を目的として1920年創設のACLUは、第一次大戦の反戦主義グループから生まれました。結成時のメンバーには、1928年から再々社会党の大統領候補となったノーマン・トーマス、ACLUの役員を長く務め1950年からは議長を務めたロジャー・ボールドウィン、そしてクリスタル・イーストマンなど多くの著名な人道主義者が顔を揃えています。ACLUは高い矜持をもって多くのアメリカ人の道徳的規範、指導的な市民的自由の擁護者としての評価を得てきました。
ACLUは<表現の自由><性・人権・民族・信条などによる差別の禁止><公正な裁判>という三つの基本的な人権擁護を中心課題として活動してきました。今世紀前半アメリカが直面した重要な係争問題、1925年テネシー州の若い生物学教師スコープスがダーウィン進化論を教えたことを罪に問われた"モンキー裁判"、1921年のサッコ=ヴァンゼッティ事件、1931年のスコッツボロ事件など全米をゆるがした事件や、さまざまな権利の侵害に対する数え切れない事件に対して、ACLUは裁判闘争によって憲法の原則の正当性を明らかにするために奮闘してきました。アメリカ労働運動の左翼にあった世界産業労働者組合(IWW)や各産業別組合、南部小作人組合(SFTU)などの労働組合弾圧、1920年頃の司法長官パーマーの赤狩り、第二次大戦中の日系人の強制収容など人権侵害、平和団体からファシスト、教会、映画制作者、学者、ヌーディストにいたる広範囲な表現の自由への検閲、上院非米活動委員会の暴威、黒人へのリンチ、人種暴動、クー・クラックス・クラン、反ユダヤ主義、産児制限への圧迫など、およそアメリカ社会の自由への侵害の記録が歴史的に検証されています。
本記録文書は、役員会の報告、会議録その他のACLUの内部資料、地方組織の文書、協力関係者の文書のほか、事件依頼人、弁護士、事務局、執行委員、政府役人の書簡、またACLUの活動への忌避・反対者の書簡、さらに関与した事件の新聞切り抜きなどを収めています。本コレクションは当初ニューヨーク・パブリック・ライブラリーに贈られましたが、1950年代初頭にプリンストン大学に移管されました。1970年代半ばに、この記録の内包する重要な価値に対して、大部の「人名主題別索引」が編纂され本マイクロ版に合わせて収めています。本コレクションはアメリカの政治、社会の内実を抉り出すものでいわば"民衆のアメリカ史"といえましょう。アメリカ近代史、政治、社会、人権、平和研究の重要資料としてお薦めいたします。
合衆国憲法が保障する基本的人権の擁護を目的として1920年創設のACLUは、第一次大戦の反戦主義グループから生まれました。結成時のメンバーには、1928年から再々社会党の大統領候補となったノーマン・トーマス、ACLUの役員を長く務め1950年からは議長を務めたロジャー・ボールドウィン、そしてクリスタル・イーストマンなど多くの著名な人道主義者が顔を揃えています。ACLUは高い矜持をもって多くのアメリカ人の道徳的規範、指導的な市民的自由の擁護者としての評価を得てきました。
ACLUは<表現の自由><性・人権・民族・信条などによる差別の禁止><公正な裁判>という三つの基本的な人権擁護を中心課題として活動してきました。今世紀前半アメリカが直面した重要な係争問題、1925年テネシー州の若い生物学教師スコープスがダーウィン進化論を教えたことを罪に問われた"モンキー裁判"、1921年のサッコ=ヴァンゼッティ事件、1931年のスコッツボロ事件など全米をゆるがした事件や、さまざまな権利の侵害に対する数え切れない事件に対して、ACLUは裁判闘争によって憲法の原則の正当性を明らかにするために奮闘してきました。アメリカ労働運動の左翼にあった世界産業労働者組合(IWW)や各産業別組合、南部小作人組合(SFTU)などの労働組合弾圧、1920年頃の司法長官パーマーの赤狩り、第二次大戦中の日系人の強制収容など人権侵害、平和団体からファシスト、教会、映画制作者、学者、ヌーディストにいたる広範囲な表現の自由への検閲、上院非米活動委員会の暴威、黒人へのリンチ、人種暴動、クー・クラックス・クラン、反ユダヤ主義、産児制限への圧迫など、およそアメリカ社会の自由への侵害の記録が歴史的に検証されています。
本記録文書は、役員会の報告、会議録その他のACLUの内部資料、地方組織の文書、協力関係者の文書のほか、事件依頼人、弁護士、事務局、執行委員、政府役人の書簡、またACLUの活動への忌避・反対者の書簡、さらに関与した事件の新聞切り抜きなどを収めています。本コレクションは当初ニューヨーク・パブリック・ライブラリーに贈られましたが、1950年代初頭にプリンストン大学に移管されました。1970年代半ばに、この記録の内包する重要な価値に対して、大部の「人名主題別索引」が編纂され本マイクロ版に合わせて収めています。本コレクションはアメリカの政治、社会の内実を抉り出すものでいわば"民衆のアメリカ史"といえましょう。アメリカ近代史、政治、社会、人権、平和研究の重要資料としてお薦めいたします。