株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > Eighteenth Century Coffee-House Culture. 4 vols.
商品詳細
Eighteenth Century Coffee-House Culture. 4 vols. 18世紀のコーヒーハウス文化 全4巻
・ISBN 978-1-85196-829-9 2006 hard set GB£ 525.00
¥166,320.- (税込) ※(※)価格はご注文時の参考価格となります。
納品価格につきましては書籍の入荷時点で確定となります。
版元の原価改定、外国為替の変動等により異なる場合がございますので、予めご了承下さい。
お気に入り
★★★
・ISBN 978-1-138-66337-4 2021 paper GB£ 224.96
¥71,266.- (税込) ※(※)価格はご注文時の参考価格となります。
納品価格につきましては書籍の入荷時点で確定となります。
版元の原価改定、外国為替の変動等により異なる場合がございますので、予めご了承下さい。
お気に入り
★★★
| 著者・編者 | Ellis, Markman (ed.), |
|---|---|
| 出版社 | (Routledge, UK) |
| ページ数 | 1840 pp. |
| 言語 | ENG |
| ニュース番号 | <523-2178 525-2520> |
解説
17世紀後期から18世紀の英国社会では、コーヒーハウスがドラスティックな文化変容の象徴でもあり、その中心的な現場でもありました。そのような見方を証明する材料は、無名で、通俗的な当時の風刺文学や史劇の中に数多く残っています。
コーヒーハウスの起源は古く、1650年に大学町のオックスフォードでコーヒーハウスが最初に現れ、それから10年の間にロンドンでは80軒以上に増加し、1700年頃になるとロンドンだけで数千軒を数えたと伝えられています。コーヒーハウスでは外国産の目新しいコーヒー、チョコレート、砂糖や紅茶などの嗜好品が販売され、タバコを燻らせながら、参集した者同士で、情報を交換し、議論し合う習慣が生まれました。
コーヒーハウスは英国の都市生活と都市文化の中核的な施設であり、男性の社交の場として定着しました。そこでは一日のニュースや、ゴシップ記事、仕事、国家、哲学的科学的論題などについて身分や社会的階層の別なく自由に論じ合う雰囲気が生まれ、公共圏、世論といった意識も育ちました。コーヒーハウスは近代の西欧民主主義が築いた「市民社会」の先駆として見なされます。コーヒーハウスで生まれた組織で著名なものには、科学者が集まった英国の王立協会が挙げられます。17世紀後半以降、化学者ボイルや物理学者ニュートンなど多くの科学者が出現し、王立協会を組織しました。「科学革命」と呼ばれるこの時期に、彼らがコーヒーハウスに集い、意見を交換しながら、近代科学の基礎を確立していったのです。
一方コーヒーハウスでは文学や芝居の話題も飛び交い、文化・芸術が花開きました。本書は様々な通俗的風刺文学がいかにして大衆小説の文化的文脈の中に位置づけられるのかを解き明かし、ゴシップやスキャンダルの流通に果たしたコーヒーハウスの役割を称揚する趣旨の芝居も取り上げ、コーヒーハウスとあらゆる印刷文化との関連性についても言及します。
本書は王政復古初期から18世紀の英国研究者に新たな発見を提示する資料で、これまで再刊されることなく、所蔵図書館も数少ない貴重な文献資料ばかりを集めました。第1巻「コーヒーハウス:王政復古期の風刺文学」、第2巻「コーヒーハウス:18世紀の風刺文学」、第3巻「コーヒーハウス:演劇」、第4巻「コーヒーハウス:科学と歴史作品」からなる本書を英国史、英文学、社会科学、科学史、演劇史などの研究者にお薦めいたします。
コーヒーハウスの起源は古く、1650年に大学町のオックスフォードでコーヒーハウスが最初に現れ、それから10年の間にロンドンでは80軒以上に増加し、1700年頃になるとロンドンだけで数千軒を数えたと伝えられています。コーヒーハウスでは外国産の目新しいコーヒー、チョコレート、砂糖や紅茶などの嗜好品が販売され、タバコを燻らせながら、参集した者同士で、情報を交換し、議論し合う習慣が生まれました。
コーヒーハウスは英国の都市生活と都市文化の中核的な施設であり、男性の社交の場として定着しました。そこでは一日のニュースや、ゴシップ記事、仕事、国家、哲学的科学的論題などについて身分や社会的階層の別なく自由に論じ合う雰囲気が生まれ、公共圏、世論といった意識も育ちました。コーヒーハウスは近代の西欧民主主義が築いた「市民社会」の先駆として見なされます。コーヒーハウスで生まれた組織で著名なものには、科学者が集まった英国の王立協会が挙げられます。17世紀後半以降、化学者ボイルや物理学者ニュートンなど多くの科学者が出現し、王立協会を組織しました。「科学革命」と呼ばれるこの時期に、彼らがコーヒーハウスに集い、意見を交換しながら、近代科学の基礎を確立していったのです。
一方コーヒーハウスでは文学や芝居の話題も飛び交い、文化・芸術が花開きました。本書は様々な通俗的風刺文学がいかにして大衆小説の文化的文脈の中に位置づけられるのかを解き明かし、ゴシップやスキャンダルの流通に果たしたコーヒーハウスの役割を称揚する趣旨の芝居も取り上げ、コーヒーハウスとあらゆる印刷文化との関連性についても言及します。
本書は王政復古初期から18世紀の英国研究者に新たな発見を提示する資料で、これまで再刊されることなく、所蔵図書館も数少ない貴重な文献資料ばかりを集めました。第1巻「コーヒーハウス:王政復古期の風刺文学」、第2巻「コーヒーハウス:18世紀の風刺文学」、第3巻「コーヒーハウス:演劇」、第4巻「コーヒーハウス:科学と歴史作品」からなる本書を英国史、英文学、社会科学、科学史、演劇史などの研究者にお薦めいたします。