株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > Oddfellows Friendly Society, 1829 - 1950 . 35mm silver positive microfilm 55 reels with guide.
商品詳細
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解説
19世紀から20世紀初頭まで、共済組合はイギリス労働者家族の福祉の促進に際して決定的な役割を演じました。共済組合とは「組合員が定期的に支払金を払い、疾病・貧困・失業・老齢などの困窮時に給付を受けるという互助組織」(松村赳、富田虎男編著『英米史辞典』研究社、2000年)であり、利潤を追求する資本家的経営者によってではなく、受益者のために、受益者によって所有・運営されていました。共済組合は17世紀に始まったといわれていますが、その後組合員を増やし、19世紀末には数百万の組合員を擁していました。
共済組合の活動は、北西イングランドの最大の都市であり、イギリス産業革命の中心であったマンチェスターとその周辺で特に盛んでした。1813年にマンチェスター周辺の地方支部(local lodge)が足場を固めるために、独立オッドフェロー社団(The Independent Order of Oddfellows)を形成しました。これがマンチェスター・ユニティの始まりであり、この組織は19世紀を通じて拡大し、代表的共済組合である社団と総称される共済組織の中で最大の組織に、イギリスの共済組合運動の最大で、最も影響力のある組織に成長しました。1912年にはこの組織はイギリス国内に5000の支部、75万人の組合員、北米・西インド諸島・南アフリカ・オーストラレーシアに15万人の組合員を擁していました。このユニティはイギリス最大の共済組合として、20世紀初頭の英国の国民保険制度の運営に大きな役割を演じましたが、1946年の国民保険法の導入と共に衰退していきました。
共済組合はそれ自身検討に値する現象でありながら、これまで十分に研究されてきませんでした。共済組合は、労働者への福祉の支給とその歴史で重要な役割を果たし、地域社会における市民社会の強化にも多大な貢献をなしました。マンチェスター・ユニティによって刊行されたオッドフェロー・マガジンとマンチェスター・ユニティ・ダイレクトリーから構成されている本資料集は、過去の世代の労働者階級の態度・願望・達成、及び現代社会の形成における彼らの役割に新たな光を当てることでしょう。本資料集をイギリス近・現代史、労働者史、社会福祉・社会政策史の研究者にお薦めいたします。
共済組合の活動は、北西イングランドの最大の都市であり、イギリス産業革命の中心であったマンチェスターとその周辺で特に盛んでした。1813年にマンチェスター周辺の地方支部(local lodge)が足場を固めるために、独立オッドフェロー社団(The Independent Order of Oddfellows)を形成しました。これがマンチェスター・ユニティの始まりであり、この組織は19世紀を通じて拡大し、代表的共済組合である社団と総称される共済組織の中で最大の組織に、イギリスの共済組合運動の最大で、最も影響力のある組織に成長しました。1912年にはこの組織はイギリス国内に5000の支部、75万人の組合員、北米・西インド諸島・南アフリカ・オーストラレーシアに15万人の組合員を擁していました。このユニティはイギリス最大の共済組合として、20世紀初頭の英国の国民保険制度の運営に大きな役割を演じましたが、1946年の国民保険法の導入と共に衰退していきました。
共済組合はそれ自身検討に値する現象でありながら、これまで十分に研究されてきませんでした。共済組合は、労働者への福祉の支給とその歴史で重要な役割を果たし、地域社会における市民社会の強化にも多大な貢献をなしました。マンチェスター・ユニティによって刊行されたオッドフェロー・マガジンとマンチェスター・ユニティ・ダイレクトリーから構成されている本資料集は、過去の世代の労働者階級の態度・願望・達成、及び現代社会の形成における彼らの役割に新たな光を当てることでしょう。本資料集をイギリス近・現代史、労働者史、社会福祉・社会政策史の研究者にお薦めいたします。