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The Economics of Deflation.

The Economics of Deflation. 2 vols. デフレーションの経済学 全2巻

・ISBN 978-1-84376-634-6 hard set GB£ 602.00

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著者・編者Siklos, Pierre L. (ed.),
シリーズThe International Library of Critical Writings in Economics
出版社(E. Elgar, UK)
出版年月2005
ページ数1220 pp.
言語ENG
ニュース番号<526-205 522-2507>

解説

イギリスの経済学者、R.F.ハロッドはケンブリッジ大学留学中に多大な影響を受けたJ.M.ケインズを回顧して以下のように言及しています。「彼はデフレーションをまっ正面から攻撃した。ヨーロッパの大部分の国の内債が巨額であることが、それらの国の通貨の価値を以前の水準に回復させることのできない主な理由である。しかし、それが唯一の理由ではない。デフレーションは不況と失業を引き起こすであろう。」(R.F.ハロッド著、塩野谷九十九訳〔改訳版〕『ケインズ伝』東洋経済新報社 1967年 354 p.)ケインズが抱いたデフレーションの問題意識は現在まで連綿として諸研究者に継承され、共有されています。
本書は1913~2003年までに執筆された著名な経済学者の意欲的な論文を集めました。論文は、デフレ下における経済の機能の仕方を検証し、デフレーションというきわめて重大な問題を、理論研究と経験的分析の両面から考察します。編者は、デフレが有益な経済効果を導くかどうかを問いかける論文や、どんな犠牲を払おうともデフレを回避しなければならないことを強調する論文を選定しています。さらに、各部はデフレーションの経済学の特有な、賃金の硬直性、流動性の罠、ゼロ下限金利などの問題を検討し、デフレ下における経済の重要な事例研究も補完します。
第1巻は「第1部:貨幣制度とデフレーション」、「第2部:債務デフレーション-原因と結果」、「第3部:デフレ下の通貨政策」、「第4部:流通性の罠とゼロ下限」と、第2巻は、「第1部:賃金の硬直性」、「第2部:デフレーションのエピソードについて選出された歴史研究」、「第3部:継続するデフレーションの現代のエピソード-日本」、「第4部:デフレーション終結の政策」から構成されています。本書を経済理論、経済政策、財政、金融経済などの経済学者全般にお薦めします。