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The Englishwoman's Domestic Magazine

The Englishwoman's Domestic Magazine : The Reprint of the Mid-Victorian Ladies Journal, 1852 - 56. 4 vols. ビートン夫妻のヴィクトリア朝婦人生活画報 全4巻+別冊

・ISBN 978-4-902454-12-3 hard set with supplement

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出版社(Eureka Pr., JA)
出版年月2005
ページ数1536; 100 pp.
言語ENG
ニュース番号<515-1520 515-L395>

解説

『ビートン夫妻のヴィクトリア朝婦人生活画報』を推す
    井野瀬久美恵(甲南大学文学部教授)
 その一通の投書を掲載した時、雑誌編集者の彼に、その後巻き起こる嵐のような論争が想像できただろうか。
 件の投書――コルセットによる極端な締めつけ、いわゆるタイト・レイシング(tight-lacing)の害を訴えた手紙は、細いウェストに熱狂していたヴィクトリア朝社会に冷水を浴びせ、女性の身体をめぐる一大論争に火をつけた。世に「タイト・レイシング論争」の名で知られるこの論議は、有識者を含む多様な人びとを巻き込み、20世紀に入っても終わらなかった。その火付け役となった雑誌こそ、このたび復刻出版される『婦人生活画報』にほかならない。
 このエピソードは、ヴィクトリア朝時代、この雑誌に、「生活画報」というタイトル、あるいは編集者の妻であるイザベラ・ビートンに象徴される「家政書」の世界、から連想される以上の中身と影響力があったことを物語ってあまりある。と同時に、女性(そして男性)がどのように語られ、創造(再創造)されていったかについても幅広い関心を揺さぶる第一次史料といえるだろう。