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Encyclopedia of the Victorian Era.

Encyclopedia of the Victorian Era. 4 vols. ヴィクトリア朝期百科事典 全4巻

・ISBN 978-0-7172-5860-4 hard set

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著者・編者Adams, J. Eli / Pendergast, T. (eds.),
出版社(Grolier, US)
出版年月2004
ページ数1632 pp.
言語ENG
ニュース番号<510-1 510-2521>

解説

ヴィクトリア女王(在位1837~1901)は、在位64年を誇り、歴代最長のイギリス君主です。21歳で従兄弟のドイツ人、アルバート公と結婚し、その幸せな家庭生活はイギリスの中産階級の道徳的模範とされました。彼女はアルバート公の死後、大きな悲嘆にかられ、いっさいの公務から退きました。しかし、70年代には、保守党のディズレーリを寵愛し、彼の配慮でインド皇帝に就任するなど帝国主義政策の遂行に協力し、その後もイギリス帝国の象徴として国威の発揚に貢献しました。彼女の統治下、保守党のディズレーリと自由党のグラッドストンとの二大政党による議会政治が展開され、「王は君臨すれども統治せず」の原則が貫かれました。イギリスは、産業革命により資本主義が発達し、「世界の工場」となって海外市場を独占し、広大な植民地を擁し、また文学ではブロンテ、サッカレなどの文人や、ヴィクトリア朝様式として知られる建築様式をも生み、彼女の統治下まさしく黄金時代を築きあげました。
本書は、1837年から1901年まで続いたヴィクトリア女王治世期の社会的、政治的、経済的、文化的側面を国際的、学際的な視点で解説する、待望の百科事典です。本書は主にイギリス本土に焦点をあてていますが、収録記事によっては、アメリカ、ヨーロッパ、アイルランド、インド、オーストラリア、アフリカなどの大英帝国全体への影響も掲載しています。本書は、日常生活、家庭生活、社会状況、産業化、植民地主義、社会思想、社会改革、文化的アイデンティティといった、ヴィクトリア期を特徴づけるテーマを取り上げ、簡潔な文章でわかりやすく書かれています。歴史、文学、芸術史、社会研究、ジェンダー研究、宗教研究、科学技術、社会運動、経済史・政治史、哲学などの研究者、研究室に是非ともお薦めいたします。