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Famine and Disease in Ireland.

Famine and Disease in Ireland. 5 vols. L.A.クラークソン他編 アイルランドにおける飢饉と病気 全5巻

・ISBN 978-1-85196-791-9 2005 hard set GB£ 955.00

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電子版あり 大学・学術機関向け電子ブック(eBook)ISBN 978-1-003-08888-2

著者・編者Clarkson, Leslie A. / Crawford, E. M. (eds.),
出版社(Pickering & Chatto, UK)
ページ数2000 pp.
言語ENG
ニュース番号<526-1610 517-2504>

解説

1845年から49年のアイルランドで起こった大飢饉(Great Famine)は、アイルランドの歴史上の大事件でした。45年に発生した馬鈴薯の胴枯れ病は、急速にアイルランド各地に広がり、アイルランドの農業社会に大打撃を与えました。アイルランド人はイギリス本国への輸出作物として小麦を生産したため、とくに零細農民や小作人を中心として馬鈴薯を主食としていましたが、折からの馬鈴薯の凶作によって大量の餓死者を出しました。また、凶作は、赤痢、チフス、壊血病など各種の疾病をも誘因し、多くの人々の生命を奪いました。西欧において、中でも、政治的経済的に最も先進国家であったイギリス国内において、大規模な飢饉など、もはや過去のものになったという雰囲気が一般的であったがため、彼らは大飢饉によって甚大な被害を蒙り、その惨事を魂の奥底に深く刻みつけました。すぐに多くのアイルランド人は故国を脱出し、アメリカやイギリス本国に移住し、19世紀を通じてアイルランドからの人口流出が顕著となりました。
本書は19世紀中葉に起こったアイルランドの大飢饉を中心とする、飢饉と疾病を分析する同時代人の著作物のリプリントです。第1巻には総論と、1851年に行われたアイルランドの戸口調査のレポートとして1856年に出版されたウィリアム・ワイルド卿の'Table of cosmical phenomena, epizootics, epiphitics, famines and pestilences in Ireland'のリプリントが収録され、彼独自の分析が含まれています。第2巻はDublin Quarterly Journal of Medical Science誌や他の類似出版物から集められた、当時の医療状況やアイルランド大飢饉に関する同時代史料のリプリントです。第3巻と第4巻は、1845年以降のアイルランド大飢饉と比較検討するための材料として1816年から1819年の間に起こった極端な窮乏問題を取材したFrancis BarkerとJohn Cheyneの完全なテキストを掲載しています。第5巻は18世紀の飢饉に関する著作を引き続き取り上げています。本書はイギリス史、アイルランド史、社会史、公衆衛生、開発・飢饉、ディアスポラ・移民史などの研究者にお薦めいたします。