株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > Writings on Economics. 7 vols.
商品詳細
解説
ジョーン・ロビンソン(1903-83)は、イギリスが生んだ20世紀の傑出した女性経済学者であり、第二次大戦以前はケインズ・サーカスの主導的なメンバーとして、ケインズの理論形成に大いに貢献しました。戦後は「経済学の第二の危機」と題する講演で主流派新古典派理論を激しく批判するなど、新しい学派の形成に努力しました。
ロビンソンの最初の著作は、スラッファによるマーシャル批判の影響を受けて執筆された『不完全競争の経済学』(1933年)でした。本書はその後の不完全競争ないし寡占理論の発展に大きな役割を果たしました。他方ロビンソンはケンブリッジの若い経済学者からなるケインズ・サーカスに参加し、ケインズが『一般理論』を完成する上で多大の貢献を果たしました。
その後ロビンソンはカレツキの影響の下にマルクス経済学を研究し、『マルクス経済学』(1942年)を刊行しました。このマルクス研究とハロッドの動学理論に触発され、新古典派均衡理論の克服を目指し『資本蓄積論』(1956年)を発表しました。また1950年代後半から60年代にかけて資本理論をめぐって米国ケンブリッジ派との間でケンブリッジ資本論争を戦わせました。更にロビンソンは新古典派に代わる新しい理論の形成を目指し、それが今日のポスト・ケインズ派に結実しました。
本著作集はロビンソンの主要な12の著作をすべて含んでおり、ロビンソンによる改訂や補足を含む最も重要な版を収録しています。更にポスト・ケインズ派のG.C.ハーコートとロビンソン研究者のP.カーによる新序文、ロビンソンの著作目録、第二次文献目録が付けられています。
ロビンソンの最初の著作は、スラッファによるマーシャル批判の影響を受けて執筆された『不完全競争の経済学』(1933年)でした。本書はその後の不完全競争ないし寡占理論の発展に大きな役割を果たしました。他方ロビンソンはケンブリッジの若い経済学者からなるケインズ・サーカスに参加し、ケインズが『一般理論』を完成する上で多大の貢献を果たしました。
その後ロビンソンはカレツキの影響の下にマルクス経済学を研究し、『マルクス経済学』(1942年)を刊行しました。このマルクス研究とハロッドの動学理論に触発され、新古典派均衡理論の克服を目指し『資本蓄積論』(1956年)を発表しました。また1950年代後半から60年代にかけて資本理論をめぐって米国ケンブリッジ派との間でケンブリッジ資本論争を戦わせました。更にロビンソンは新古典派に代わる新しい理論の形成を目指し、それが今日のポスト・ケインズ派に結実しました。
本著作集はロビンソンの主要な12の著作をすべて含んでおり、ロビンソンによる改訂や補足を含む最も重要な版を収録しています。更にポスト・ケインズ派のG.C.ハーコートとロビンソン研究者のP.カーによる新序文、ロビンソンの著作目録、第二次文献目録が付けられています。