株式会社極東書店トップ > 商品一覧 > BIS (Bank for International Settlement) Annual Reports . Vols. 1 - 59. Basel, 1930/31 - 1988/89. Reprint. Bound in 24 vols.
商品詳細
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解説
BIS(国際決済銀行)は、欧州諸国の中央銀行を主要出資者として1930年にスイスのバーゼルに設立されました。諸国中央銀行間の協調を促進し、国際金融取引の円滑な運営を助長することを目的とする国際金融機関です。BIS年報が世界経済、特に国際金融を研究する上での欠くべからざる重要文献であることについては、すでに定評があります。1930年代の年報は、当時の世界経済金融の情勢を概観するとともに、金の生産・移動・退蔵の状況、国際資本移動や主要諸国の金融の動向、諸国中央銀行間の協調と対抗関係などを論じて、当時の大恐慌ないし大不況を研究するための貴重な資料を提供してくれます。第二次大戦中の年報は、金生産と金の輸出入、外国貿易、主要国の国際収支、アメリカの対外軍事援助など国際経済の主要問題を論ずるとともに、主要交戦諸国の財政金融情勢の発展にも詳しく論及していて、戦時世界経済を研究するための不可欠の文献といってよいでしょう。第二次大戦中の年報は、いわゆるIMF体制下の世界経済の諸問題、国際金融上の諸問題を研究するのに必要な資料を提供してくれます。たとえば、1948年、49年の年報は、アメリカの対外援助とそれによる世界経済再建の状況、戦後インフレの終息を中心に世界貿易の構造、外国為替市場、外貨準備の状況などを叙述しています。1950年代の年報は、世界経済・金融の一般的動向を論ずるとともに、貿易・為替自由化の進展状況、金生産と金移動、外国貿易、国際資本移動、国際決済関係、主要諸国の国際収支と外貨準備、金利や物価の動向などを叙述しています。60年代に入りますと、上述の諸項目に加えてユーロダラー市場の発展について包括的な数字をかかげて論じています。さらに、70年代以降には、為替相場制度の変化、累積債務問題、ECの金融統合、金融革新と資本市場といった諸問題を実証的に考察した基本的文献として、それは非常に役立ちます。このようにBIS年報は、世界経済と国際金融の発達史を研究するための文献として不可欠であるばかりでなく、30年代の大不況、戦時世界経済、外国貿易、国際資本移動、対外援助、金の生産と輸出入、国際収支と外貨準備、国際金融市場、ユーロカレンシー市場の動向、為替相場制度の変化、累積債務問題、金融革新などの特殊問題を研究するために必要な資料を含んでいます。また主要諸国の経済金融情勢、ヨーロッパ経済、特にEC経済の発展とその内部での金融協力についても貴重な資料を提供しています。