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Ueber Nationalindustrie und Staatswirthschaft. Nach Adam Smith bearbeitet. Erster-dritter Theil. Berlin, Heinrich Froelich, 1800/1802/1804.

Ueber Nationalindustrie und Staatswirthschaft. Nach Adam Smith bearbeitet. Erster-dritter Theil. Berlin, Heinrich Froelich, 1800/1802/1804. アダム・スミスのドイツにおける受容 リューダー 『国民産業と国家経済』 初版 全3巻 1800-04年 ベルリン刊

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著者・編者Lueder, August Ferdinand, 1760-1819,
言語GER
ニュース番号<R19-435>

解説

First edition. 3 vols. 8vo, xxxii, 462, [1 errata]; vii, 623, [1 errata]; viii, 783, [1 errata]p., contemporary full calf. Goldsmiths' 17851, Humpert 7672, Kress B. 4225

スミス経済学のドイツへの普及は、『国富論』刊行と同年の1776年シラーによるドイツ語版への最初の翻訳と、ガルヴェによる優れた改訳に端を発するといわれます。これを更に発展させたのがリューダーとザルトリウスです。ブランズウィック・カロリン大学の歴史学教授リューダーによる3巻の大著『国民的産業と国家経済学について―アダム・スミスに基づいて作成』は、ロッシャーによればスミス体系の敷衍であり、地理学の知識を使って『国富論』の学説を例解しようと試みるものでした。
「ドイツにおけるアダム・スミスといえば、19世紀後半の「アダム・スミス問題」論争が思いうかべられるのが常であり、そこで争点となった『国富論』と『道徳感情論』の関係(経済と道徳、あるいは利己心と利他心といいかえてもいい)については、形をかえて今なお論争が継続しているといえよう。しかし、スミスの著書がドイツ思想に衝撃を与えたのははるかに古く、とくに『国富論』については、原書が出た年にドイツ訳が出版されるという早わざであった。しかも、ケネーの影響がつよかったフランスやカトリックの思想統制下にあったイタリアやスペインにくらべると、ドイツの思想界は、はるかに偏見なくスミスをうけいれ、受容の拠点となったのは、カントのいたケーニスベルクとイギリス国王の領地であったゲッティンゲンの両大学であった。リューダーとザルトリウスの著書は、ゲッティンゲンにおけるスミス経済学の受容を代表するものであり、ドイツの近代化をになう若い官僚たちの教科書でもあった。」(水田洋「スミス経済学の国際的受容」)