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Vidas de los Martires del Japon. Madrid, 1862.

Vidas de los Martires del Japon. Madrid, 1862. ネンクラレス 『日本における殉教者の生涯』 初版 1862年 マドリッド刊

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著者・編者Nenclares, Eustaquio Maria de,
言語ENG
ニュース番号<R15-441>

解説

First Edition. 8vo, 264, [5], [2]pp, contemporary half-calf
「本書は1597年2月5日(旧暦では慶長元年11月15日)に殉教した所謂26殉教聖人の伝記で、ペドロ・バウティスタ(Blazquez Pedro Bautista, 1546?-1597)をはじめ、マルティン・デ・ラ・アセンスィオン(Martin de la Ascension)、フランシスコ・ブランコ(Francisco Blanco)、フランシスコ・デ・サン・ミゲル(Francisco de San Miguel)の4人のスペイン出身のフランシスコ会宣教師と22人の非スペイン人の略歴を書いたものである。22人の非スペイン人の内訳は、メキシコ人1人、ポルトガル人1人、日本人20名。メキシコ人はフェリペ・デ・ヘスースである。16世紀から17世紀にかけて来日したフランシスコ会士は70名を数え、そのうち30名が殉教している。1594(文禄3)年にペドロ・バウティスタは正式にマニラ総督の使節として来日し、豊臣秀吉の許可を得てミヤコ(京都)に教会を建て布教にあたっていた。しかし、土佐(高知)に漂着したスペイン船サン・フェリペ号の乗組員の言行が秀吉を刺激したことから、バウティスタらスペイン人宣教師4名と大坂で活動していた会士を含め23名が捕縛され、イエズス会士3名と共に長崎に送られて殉教した。殉教者は1627 年と1629 年に列福され、その後1862年に列聖式がおこなわれ「聖人」となった。日本では文久2 年のことで、江戸時代の末期であった。本書は、この年に4人の故国であるスペインのマドリードで刊行されたものである。後半部分に、列聖式の荘厳な儀式についての記述があり、さらにラテン語とカスティリア語による教皇の説教や、列聖式に参列した高位聖職者24名の略歴などが書かれている。なお、本書の編集者であるネンクラレス(Eustaquio Maria de Nenclares)の詳細は不明である。(京都外国語大学「ザビエル以降の日本布教の中から」より)